オカメインコと暮らしていると、「いつかもっと懐いてくれるかな」と期待することがありますよね。
うちのオカメインコとは約1年一緒に暮らしていますが、今でもなかなか懐かず、攻撃してくることがあります。
「1年も一緒にいるのに、どうして?」と思うこともありますが、調べてみると、鳥が人との距離を縮めるペースには個体差があり、噛んだり攻撃したりする行動にもいろいろな理由があることが分かりました。
この記事では、
- 1年一緒に暮らしているうちのオカメインコのこと
- オカメインコが懐かない・攻撃する理由
- 少しずつ距離を縮めるための接し方
- 避けた方がいい接し方
- 体調にも注意した方がいいケース
をまとめました。
「うちの子だけ懐かないのかな」と悩んでいる方の参考になればうれしいです。
オカメインコが懐かない…うちの場合
ここは、うちの実体験です。
うちのオカメインコとは、約1年一緒に暮らしています。
でも、今でもなかなか懐いてくれません。
こちらが近づいたときなどに、攻撃してくることもあります。
一緒に暮らしている期間が長くなれば、自然にベタ慣れになると思っていた部分もありました。
でも、「懐くまで何か月」と決まっているわけではありません。
鳥にも性格やこれまでの経験があり、人との距離の取り方もそれぞれ違います。
だから今は、「早く懐かせなきゃ」と考えるよりも、なぜ嫌がっているのかを見ながら接することが大切なのかな、と考えるようになりました。
オカメインコが懐かない=嫌われているとは限らない
噛まれたり逃げられたりすると、「私のことが嫌いなのかな」と思ってしまいます。
でも、鳥が人を避けたり噛んだりする理由は、単純に「嫌いだから」とは限りません。
獣医師による鳥の行動についての情報では、噛む行動には、怖さ、興奮、縄張り意識など、さまざまな背景があるとされています。
そのため、噛まれた瞬間だけを見て「この子は攻撃的な性格なんだ」と決めつけるのではなく、直前に何があったかを見ることが大切です。
オカメインコが攻撃してくる・噛むのには理由がある
怖がっている
人の手や急な動きに慣れていない場合、鳥にとって近づいてくる手そのものが怖いことがあります。
そんなときにさらに手を近づけ続けると、「逃げてもダメなら噛んで追い払おう」とすることも考えられます。
噛まれたからといって、さらに追いかけたり無理に触ろうとしたりせず、一度距離を取ることも大切です。
ケージやお気に入りの場所を守っている
鳥の中には、自分のケージやお気に入りの場所を守ろうとする子もいます。
普段は大丈夫でも、ケージの中に手を入れたときだけ噛もうとする場合などは、場所を守る行動が関係していることもあります。
ケージは鳥にとって安心できる場所でもあるため、嫌がっているときに無理に手を入れ続けない方がよさそうです。
興奮している
楽しいときだけでなく、緊張しているときや周囲の刺激が多いときにも、鳥は興奮することがあります。
興奮している状態で手を出すと、普段より噛みやすくなる場合があります。
「今は触らない方がよさそう」と感じたら、少し落ち着くまで待つこともひとつの方法です。
ホルモンの影響が関係することもある
鳥は、日照時間や季節、環境などによって繁殖行動が強くなることがあります。
その時期には、縄張り意識が強くなったり、普段より攻撃的になったりするケースもあります。
ただし、攻撃的になった原因が必ずホルモンとは限りません。
急に行動が変わった場合は、ほかの体調の変化がないかも一緒に見ることが大切です。
懐かないオカメインコとの距離を縮めるには
調べてみると、鳥との関係づくりでは「無理に触る」よりも、鳥が怖がらない範囲から少しずつ慣らしていく方法がすすめられています。
まずは嫌がるサインを無視しない
手を近づけたときに逃げる、体を引く、噛もうとするといった反応があるなら、その時点では距離が近すぎるのかもしれません。
嫌がっているのに何度も手を出すより、一度離れて落ち着かせる方が、次の練習につなげやすくなります。
「手=怖いもの」にしない
早く手乗りになってほしくて、つい手を近づけたくなります。
でも、怖がっている子に何度も手を迫らせると、手そのものに苦手意識を持ってしまう可能性があります。
最初は同じ空間で静かに過ごしたり、鳥が落ち着ける距離から声をかけたりしながら、飼い主の存在に慣れてもらうところから始めてもいいと思います。
好きなものを上手に使う
鳥のトレーニングでは、できたことに対して好きなおやつなどを与える「ごほうび」を使う方法があります。
たとえば、飼い主が近くにいても落ち着いていられたときなどに、その子が好きなものを使って良い印象を作っていきます。
ただし、おやつの量や種類は、その鳥の食事全体とのバランスも考える必要があります。
短い時間から少しずつ
一度に長時間練習するより、鳥が嫌になる前に終わらせることも大切です。
少しできたところで終わることで、「怖かった時間」ではなく「嫌なことが起きなかった時間」を少しずつ増やしていけます。
焦らず、「昨日より少し落ち着いていた」くらいの小さな変化を見ることが大切です。
これは避けたい|懐かせようとして逆効果になりやすい接し方
早く仲良くなりたいからこそ、ついやってしまいそうなこともあります。
- 逃げる鳥を追いかける
- 嫌がっているのに何度も手を近づける
- 無理につかもうとする
- 噛まれたときに大声で怒る
- 叩いたり、怖がらせたりする
特に、叩くなどの身体的な罰は、鳥が人や手をさらに怖がる原因になり、信頼関係を損ねる可能性があります。
「言うことを聞かせる」より、「この人のそばにいても怖くない」と感じてもらうことを優先した方がよさそうです。
「懐く=たくさん触れる」だけじゃない
オカメインコを飼っていると、「手に乗る」「なでさせてくれる」といった姿に憧れることがあります。
でも、それだけが関係の深まりを表すものではありません。
飼い主が近くにいても落ち着いて過ごせるようになる、以前より警戒が弱くなるなど、小さな変化もあります。
すぐに触れる関係を目指すのではなく、その子なりのペースを見ていくことも大切だと思います。
うちもまだ「すごく懐いている」とは言えません。
だからこそ、この記事を書きながら、焦らず付き合っていこうと思っています。
「手乗りなのに放鳥すると寄ってこない」という悩みについては、こちらの記事でもまとめています。
▶ コザクラインコが放鳥しても寄ってこない…手乗りなのになぜ?距離を縮める接し方
急に攻撃的になったときは体調の変化にも注意
以前は問題なかったのに急に怒りっぽくなった、噛むようになったという場合は、性格だけの問題と決めつけない方が安心です。
鳥は体調不良を隠す傾向があるため、普段との小さな違いが体調変化のサインになることがあります。
特に、攻撃的になるなどの行動変化と一緒に、次のような様子が見られる場合は注意が必要です。
- 食欲が落ちた
- 水を飲む量が大きく変わった
- いつもより動かない
- 寝ている時間が増えた
- フンの状態がいつもと違う
- 呼吸の様子がおかしい
このような変化がある場合は、鳥を診察できる動物病院へ早めに相談してください。
「攻撃する=しつけの問題」と決めつけず、普段の様子と比べることが大切です。
まとめ
- オカメインコが懐くまでのペースには個体差がある
- 噛む・攻撃する理由は「嫌いだから」とは限らない
- 怖さ、興奮、縄張り意識などが関係することもある
- 嫌がっているときに無理に触らない
- できたことを褒めながら少しずつ距離を縮める
- 急な行動変化と体調の変化がある場合は動物病院へ相談する
うちのオカメインコとは約1年一緒に暮らしていますが、今でもなかなか懐かず、攻撃してくることがあります。
それでも、「1年経ったからもう懐かない」と決めるのではなく、その子のペースを見ながら付き合っていきたいと思っています。
同じように「オカメインコが懐かない」と悩んでいる方も、焦らず少しずつ関係を作っていけたらいいですね。




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