猫がごはんを食べない!まず確認したいことと飼い主が試した工夫

猫

猫がごはんを残すと、つい心配になりますよね。うちの5歳の猫も、ときどき食べない日があります。

この記事では、

  • まず確認したいこと
  • うちで試した工夫
  • かつお節・煮干しについての注意点
  • 動物病院に相談した方がいいときの考え方

をまとめました。

※体調や病気の判断は、動物病院で確認してください。ここで書くのは、飼い主としての経験と、調べて分かったことの整理です。

猫がごはんを食べないとき、まず何を見る?

「食べない=すぐフードを変える」と考える前に、まずはいつもと違う様子がないか確認することが大切です。

ごはんを残したときは、まずこんなことを見ておくと安心です。

  • 元気はあるか。隠れて出てこない、ぐったりしていないか
  • 水は飲んでいるか
  • 吐いていないか、下痢や便秘はないか
  • トイレの回数や様子に変化はないか
  • 口臭が強い、よだれが多い、フードの匂いだけ嗅いで食べない、など口まわりの様子

食欲が落ちる理由はひとつではなく、口の痛みやストレス、フードの問題が関係することもあります。

食べないことに加えて、嘔吐、下痢、元気がない、水を飲まないといった様子があるときは、早めに動物病院へ相談した方が安心です。

病気以外でも、食べなくなることはある

食べない=すぐに重い病気、とは限りません。

引っ越しや来客で落ち着かないとき、フードを急に変えたとき、冷たいごはんや汚れた食器が合わないときなど、病気以外の理由で食べなくなることもあります。

  • 引っ越しや来客などで落ち着かない
  • フードを急に変えた
  • 残ったごはんをそのまま出している
  • 冷蔵庫から出したばかりで冷たい
  • 食器が汚れている、深すぎてひげが当たる

こうした食事環境も、一度見直してみるとよさそうです。

まずは食器を清潔にし、新しいごはんを少量出してみる方法があります。

うちで試したこと|かつお節や煮干しを置いた話

ここからは、うちの実体験です。

うちの猫は甘えん坊でやんちゃな5歳です。ごはんを食べないときがあるのですが、そのときは、ご飯の上にかつお節や煮干しを置くと食べることがありました。

香りで興味を引く感じだったのだと思います。

ただ、これは「うちではそうだった」という話です。

効果がある子もいれば、興味を示さない子もいます。何より、体調が悪いときの食べなさは、トッピングでは解決しません。

かつお節を猫に与えるときの注意点は、こちらの記事で詳しくまとめています。

▶ 猫にかつお節は大丈夫?人間用との違いと与えるときの注意点

かつお節・煮干しは「人間用をすすめない」が基本

正直に言うと、猫が食べないとき、かつお節や煮干しは思いつきやすいです。うちでも試したことがあります。

でも、調べてみると、人間用のものを安易にあげるのはおすすめしにくいという話が多くありました。この記事でも、人間用のかつお節・煮干しはすすめません。

かつお節について(調べて分かった注意)

  • 人間用のかつお節は、塩分やミネラルが猫にとって負担になりやすい
  • 与えすぎると、尿路結石や腎臓への負担につながる可能性がある
  • 使うなら、猫用の減塩・無塩タイプを選び、パッケージに書かれた給与量を守る
  • 腎臓や泌尿器に不安がある猫は、自己判断であげず、獣医師に相談する
  • 主食は総合栄養食のキャットフードで、トッピングは香り付け程度にとどめる

つまり、「食べたから大丈夫」「たくさんかけてOK」ではありません。

煮干しについて(調べて分かった注意)

  • 人間用の煮干しは塩分が多く、与えない方がよいという説明が多い
  • 使うなら、ペット用の減塩・無塩を選び、メーカーの給与量を守る
  • 与えすぎは、塩分・ミネラルの過剰や、尿路のトラブルにつながる可能性がある
  • アレルギーが出る子もいるので、初めてのときは様子を見ながら

自宅でできる、やさしい工夫

食べないことに加えて、嘔吐、下痢、元気がない、水を飲まない、といった症状がないときだけ、自宅で試せる方法として次のような工夫が紹介されています。

  • ウェットフードを人肌くらいに温めて香りを立たせる
  • ドライフードに少量のぬるま湯をかけてふやかす
  • 食器を清潔に保つ
  • トイレから離れた、落ち着ける場所でごはんを出す
  • 山盛りにせず、少量を出す
  • 猫用のトッピングを使うときは、メーカーの給与量を守る

こんなときは動物病院へ

猫が食べない状態が続くと、体に負担がかかることがあります。特に肥満気味の猫では、絶食が続くことで肝リピドーシス(脂肪肝)につながることもあるため注意が必要です。

日本臨床獣医学フォーラム(JBVP)では、「食べていない状態がこれ以上続けば食欲不振と考える目安」として、次の時間を挙げています。

  • 生後1〜2カ月:8時間
  • 生後2〜3カ月:12時間
  • 生後3〜4カ月:16時間
  • 1歳以上の成猫:24時間

ただし、これは「この時間までは必ず待って大丈夫」という意味ではありません。

  • 嘔吐や下痢がある
  • 元気がなく、ぐったりしている
  • 水も飲まない
  • 明らかにいつもと様子が違う
  • 子猫、高齢猫、持病のある猫

こうした場合は、時間だけで判断せず、早めに動物病院へ相談しましょう。

健康な成猫でも、24時間近くまったく食べない場合は、かかりつけの動物病院へ相談するのがおすすめです。

よくある疑問

Q. フードを変えた方がいい?

好みの問題のこともあります。ただ、急に全部変えるより、体調を確認したうえで、少しずつ慣らす方が安心です。

Q. おやつやトッピングばかり食べるようになったら?

「待てばおいしいものが出る」と覚える子もいます。主食の総合栄養食がきちんと食べられることが先です。

Q. 人間用のかつお節や煮干しは?

この記事ではおすすめしません。猫用を選び、メーカーの給与量を守る方が安心です。持病がある場合は、事前に獣医師へ相談してください。

まとめ

  1. 元気・水分・嘔吐や下痢・トイレなど、いつもとの違いを確認する
  2. 気になる症状があれば、早めに動物病院へ相談する
  3. 食器や鮮度、食事場所なども見直す
  4. うちでは、かつお節や煮干しを置いたら食べたことがある
  5. 人間用のかつお節・煮干しはすすめない
  6. 受診の目安は年齢や症状で変わる

同じようなことで悩んでいる方の参考になればうれしいです。愛猫の様子が気になるときは、自己判断だけで抱え込まず、かかりつけの先生に相談してください。

参考にした情報

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